縁 起
貞宗寺は、徳川家ゆかりの寺である。それを示す三つ葉葵が屋根瓦や本堂内に印されています。 徳川二代将軍「秀忠」の生母お愛の局(宝台院)の 母親で当寺開基の「貞宗院様」は、秀忠には母方の 祖母にあたる。 江戸城大奥で「貞宗院」と号され、御年寄り役を 務め、晩年幕府よりこの地を賜りその庇護のもとで隠居 さていました。 慶長14年4月(1609年)この地で没し2年後遺言に より、屋敷跡に開かれたのが 「貞宗寺」である。 (屋敷跡は現在梅ノ木林となっている) 以後、徳川家歴代将軍の供養に勤め、一般の方々の 受付はしなかった。 戦後、農地改革により年貢米がなくなり、以後檀家信 徒の受付を開始した。 また当寺は、江戸時代寺子屋として近郷より勉学の ため多くの人たちが集まっていたようで、玉縄地域の 文教の中心でもあった。 その後、明治6年学制が敷かれると「玉縄学校」となり、 これが現在の玉縄小学校の始まりである。
その他400年に及ぶ「イトヒバ」や「キャラ」の古木が あり、椿 梅の花 白木蓮 諸葛菜(大根花)つつじ 彼岸花など季節を彩る花が四季折々に咲く。 |
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